有名な割れないガラスから耐久性の高い仕組みをと実用例を見てみましょう。

割れないガラスとは!?

 

割れないガラスは強化ガラスの進化版ガラスに見立てたアクリル素材の2種類があります。

 

通常の強化ガラスでも実用領域では割れるリスクがほぼない商品もありますが、強い衝撃ではヒビが入るなど完璧ではありません。

 

割れないガラスは、ヒビも含めて破損するリスクが一切ありません。

 

 

東大の開発した割れないガラス

割れないガラスにも複数の種類がありますが、もっとも注目度が高いのが東京大学生産技術研究所が開発している割れないガラスです。

 

2015年に論文を発表して2020年までの実用化を目指しています。
主にスマートフォンの液晶画面での実用化に期待されています。
超硬ガラスに強化しているのが割れない仕組みです。

 

アルミニウム酸化物(Al-2O3)とタンタル酸化物(Ta2O5)を混ぜ合わせて従来の強化ガラスを大幅に上回る硬度を実現しました。

 

大量のアルミナをガラスの材料に使うと、コンテナーに触れた際にすぐに結晶化してしまうデメリットがありましたが、研究を重ねてアルミナ含有率を50%以上にしつつコンテナーを使わない製造工程で問題をクリアする内容です。

 

強度は鋼鉄にも匹敵する値を出していて、比較的安い製造コストで対応できるため、あらゆるものへの実用化を期待されています。

 

ほかにも東大は割れても自然に修復されるガラスの研究を行っていて、先進ガラスの開発技術は世界屈指です。

 

 

実用化されているアクリル板

見た目がガラスに見えるアクリル板はガラステーブルの天板で使われていることが多いです。

 

アクリル板でガラスの代用をできるのであれば十分だと思うかもしれないですが、ガラスに比べて傷の付きやすいデメリットがあります。

 

そのため、飛来物などの衝撃リスクがある窓ガラスでは実用化されていません

 

ガラステーブル

ガラステーブルでは、上部に保護シートを乗せて使うことが一般的です。

 

ガラスのオシャレで開放感のある見た目を使いたい場面で、身近な場所で使うものは万一割れた時の飛散リスクを懸念してアクリル板の割れないガラスを使うことが多いです。

 

 

サファイアガラスは割れるの?

スマホの最新モデルで実用化されることが再三噂されているサファイアガラスは、高級腕時計ではすでに実用化されていて、従来のガラスよりも2倍の強度を持ちます。

 

サファイアガラスのすごい所は、ダイヤモンドに匹敵する硬度をほこり、日常的な使い方ではほとんど傷がつかないことです。

 

割れにくいさも既存のスマホの液晶で使われているガラスよりもはるかに強いです。

 

しかし、iPhoneで採用される噂が出ていながら数年経過しているのはコストの高さがネックになっていることと、傷の付きにくさは確保できても、液晶用に薄くすると割れるリスクをゼロにはできないからです。

 

サファイアガラスがスマホで採用されれば、落としたくらいでは簡単に割れなくなります。

 

東大の開発している割れないガラスはサファイアガラスの一歩先を進んだガラスで薄くても割れにくさを確保して、安い製造コストで幅広いものへ採用される可能性を秘めています。